糠ぼっけを作った。
糠ぼっけとは
ホッケを米糠と塩で1~2週間ほど漬け込み
発酵・熟成させた
北の田舎町の伝統食である。
今回ホッケ10本を用意した。
ホッケは頭と内臓を取り除き
ハラスの部分は脂が多く油焼けの原因となるため
もったいないが切落とす
それから
血合いをきれいに取り除いて
天日干しで軽く乾燥させ
水気が取れたら糠漬け作業にはいる。
糠は1㎏で塩はホッケの15パーセントにした
この量が良いか悪いかわからないが経験的にこんな感じたと思う
糠と塩をしっかりっ混ぜてホッケ全体に馴染ませていく
それが終わったら
ジップロックにホッケを入れて
余った糠と塩を詰め込んでしっかりと空気を抜いて密閉する
そして上に重しを載せて2週間待つ
2週間後
ホッケがどんな味になったか確認するため
焼いて食べてみた
美味しい
だが、しょっぱい、塩入れすぎたかも
塩は十分漬かっている
あとは燻煙をかけるだけだ。
昔、家の前でホタテのオリ-ブオイル漬けの燻煙をかけたときがあった
あのときは近所の子供たちに囲まれた
近所の良いオジサンを演出するため出来上がった製品を
泣く泣く食べさせたことがあった
近所の若奥様からお礼を言われてちょっとうれしかった
しかし
今回はそれはなさそうだ
なぜなら切り身にしないと食べられないからね。
週末は風が強かったので燻煙をしないで冷凍保存する
これは寄生虫を死滅させる目的もある。