係長が外回りから帰って来て
さくらんぼ園のクマが罠に掛かったと嬉しそうに話した。
さくらんぼ園に出没するクマは
大概3~4日おきにサクランボを食べにやってくる。
だがこのクマは警戒していなかったのか
毎日サクランボを食べに来ていたという。
今年は気温が高くて日差しも強かったから
立派なサクランボが実っていたようだ。
サクランボが美味しくて美味しくて、たまらなく
さぞかしお腹いっぱい食べれたのではないだろうか
クマにとっては正に夢のような時間だったに違いない。
この様子を想像するだけでも、
なんとも微笑ましい(私だけかもしれない)。
ただ、残念なことに罠に掛かってしまったからには
駆除対象となってしまう。
クマのプーさんではないのだ!
殺処分され研究所へ送られる。
食性などを確認し
毎日サクランボを食べに来ていたクマか
確認するのであろう。
まさかと思うが
たまたま来たクマが罠に掛かった可能性も全くないわけでもない。
クマが殺処分されることは
可哀そうだし残念なことだと思う。
今回は大事に育ててきたサクランボの木の枝が折られた被害と
出荷間近のサクランボを失ってしまう被害であり
人的被害が無くて良かったと思う。
私は徒歩通勤なので
クマにあう可能性はあると思っている。
注意しておきたいのは野生動物は足音がしない
と言うことだ。
気づいたら近くにいるというケースがよくある。
どう注意したら良いかわからないが
出かける際は出没情報の入手
夜間早朝の外出は歩かず車での移動がベストである。
ここで市町村にお願いしたいことは、クマの出没情報の様式などを統一してほしいということだ。広域移動するクマの出没事例などの情報共有ができれば、新たな対策が見いだせるかもしれないからだ。また、閲覧する側にっても見やすい。これは北のまちの職員が音頭を取るなどして簡単にできると思っている。