勧奨退職(早期退職)

職場

職場に来てメ-ルを確認した。

最初に開いたメ-ルは人事異動や退職者、新入職員の名簿であった。

そこで目にしたのは、退職者の名簿に同期入社した人が勧奨退職(早期退職)されるとの記載があった。

私にとっては、とても残念でならなく悲しいことである。

同期の彼は私よりも5歳年上で配属された部署は違っていたが20年ほど勤務していた。

一緒に飯を食いに行ったり、釣りに行ったりもした。クワガタも捕りに行った。焼き肉もした。もちろん喧嘩もした。

ただ、ここ数年仕事が忙しすぎて、昨年一度だけ顔を合わせたくらいだ。

彼になにが遭ったかは、だいたい察しがついている。

彼は偏差値トップの有名私立大学卒業でかなり高い目的意識を持って仕事に取り組んでいた。

しかし、私が勤務している「北の田舎町の職場」では、ある一部の派閥が強く能力のある人間を認めようとはしない、あえて忙しい部署への異動を強要し仕事をさせられる。派閥組については楽な部署で温々しているし、職場内の情報を共有しており一部の人間にしかその情報は入ってこない

退職の理由は表向き親の介護が多くを占めているようだが、こういった事に嫌気がさしてしまったのだろう。

入社して20年あまりで、自殺者、未遂も含めて5名もいる。

私は、彼が自殺しないでいで退職を選んだことについては内心ホットしている。

彼は今、弱い人間の為に仕事をしている。3月31日まではきっちり仕事をし後任に安心して後を引き継げるよう頑張っている。

私には到底真似はできない。有給20日取って「あと頼みます。」と言って出て行くだけだ。

彼の退職によって、私も気持ちが切れた。

転職活動を本気で行う事にしました。

なのでブログは少しの期間休止します。

一次試験が終了して一段落したら、また近況を報告します。

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